2013年12月14日土曜日

Snow Goose: Re-Recorded Edition/Camel



 前回のスティーブ・ハケットに続き、キャメルのスノーグースも新録音での登場。
ギターのアンディ・ラティマーの病気から復帰をも記念する渾身の一作。
故ピーター・バーデンスのキーボードのパートの多くはラティマーが弾いている。健闘している。あまり修正等はかけていないみたいな微妙なタイム感の悪さもそのままに愛情をこめて鍵盤をなぞっている。
 一番感動したのは昔のままの感動を今の機材で再現するFlight Of The Snow Gooseのイントロのシンセサイザーのアルペジオかもしれない。
 オリジナルでオーケストラだったパートの多くはサンプリング・シンセサイザーに置き換わっているのか、オーケストラのクレジットがない。技術進化の賜物でこれらのオーケストラの音色はオリジナルよりある意味生なましかったりする。
 一つ気になったのがジャケットに表記されている各曲の演奏時間が実際の演奏時間とかなり違うこと。最近話題のネルソン・マンデラ氏の追悼式典の通訳氏ばりに、かなり出鱈目なことだ。

2013年12月6日金曜日

『MUGEN』より/カワチ

カワチ



カワチの活躍シーンでは採用を見送られ(後々考えると当然の結果ながら)、小粋なカーテンコール曲として生きながらえた曲です。 Deep ForestとかAfrocelt sound systemとかよく知ってる人には怒られそうな、それ系の曲です。
でも出だしの金物のイントロはBondieのRapture的な…。……的なとかいうな!!

2013年12月5日木曜日

『MUGEN』より/Illusonist Y

Illusonist Y



この曲はもともと「チンドンの昭和」というタイトルからスタートしました。
スカやレゲエに近いサウンドの曲ですが、大昔に作った「エテンの東」という曲に近い着想です。(因みに同曲はエデンの東と越天楽をかけたダジャレによるネーミング) そんな中にもメロディは陰音階をなぞるなど日本を意識した曲調です。大雑把で骨太な陰音階のリード・シンセがいい感じです
芝居の中ではヤマトの早変わりのBGMに使用しました。

2013年12月3日火曜日

『MUGEN』より/ほのか

ほのか



昔の喜多郎のようなプログレムード満載の曲です。
ソリーナ・ストリングス風の音でメロディを奏でるサビはかたじけないくらいに分かりやすく盛り上がります。

2013年12月1日日曜日

Genesis Revisited:Live At Hammersmith/Steve Hakett



スティーブ・ハケットの最新ライブ・アルバムはジェネシスの古典的ナンバーの完全再現ライブ!
3枚組みのCDと同内容のDVD2枚組みでお買い得感満載!
プログレ系アーティストの高齢化が進む中、ハケットさん(こう書くとラスカルに出てくるお手伝いさんみたいだ)は微塵も衰えないギターを聞かせてくれます。見た目もそんなには老けておりませんよ・・・・・・。
LosEndosの中盤ではジェネシス本体のライブではお目にかかれないパートが出現。十八番のドラム・デュエットが使えないので、ここは独自性を出したということでしょうか。
ボーカリストのNad Sylvanがとても頑張ってます。ピ-ター・ガブリエルのイメージを損なうことなく、自分なりの美声をちゃんと届けています。ドラム叩きながら歌うGary O'Tooleもいい感じ。さすがにフィル・コリンズのような前のめり感はないけど、いい音色のドラムを叩きます。

Jakko JakszikやJohn Wettonなどゲストも豪華!!
ジェネシスファン必聴の一枚(実際は5枚)です!

2013年11月30日土曜日

『MUGEN』より/天空のアマテラス

天空のアマテラス



しばしアナログシンセサイザーの音を離れて、サンプル音源系の音ばかり使いました。その中でも今回使用したのはE-MuのSoundfontだけです。
ちょっとザラッとしたオーケストラが90年代後半の安いゲーム音楽のようです。

2013年11月29日金曜日

『MUGEN』より/ヤマト幻想即興曲

ヤマト幻想即興曲



日本の陰音階をベースにした即興演奏です。 20年使い続けているヴァイオリンの音色も、今回は弾きっぱなしで何の修正もしていません。

『MUGEN』より/炎の国

炎の国


ラストを飾るケレン味あふれる曲です。
日本の伝統音楽を少しまじめに考えながら、それでもこの時代にはありえない楽器群を動員して音を重ねていきました。 沖縄で生のエイサーを見たのが大きかったです。
ところで、三味線の音だけをあらためて辿ると、「小沢昭一的こころ」のテーマにちょっと似た感じになってますね。
作った当初は気にならなかったですが…。 

2013年11月12日火曜日

1984 Mitsubishi Galant Σ Ad

1984年三菱ギャランΣのCM

元アフロディテス・チャイルドのデミス・ルソスが歌っているBGMが格好良すぎる懐かしのCM。
伴奏はヴァンゲリス。LPを手放したのが悔やまれる。

On the beach / Chris Rea

昔はAORなんて、と敬遠していたがCMで結構渋いいい声の曲が流れていた記憶があり、この歳になるまでアルバム通して聴いたことがなかったが、結構デイブ・ギルモアあたりを髣髴させるいい感じのスライド・ギターも聴けたりする。
マックス・ミドルトンっぽいシンセもツボに来る人多いはず。
心地よい大人の音!

当時タイトル曲が使用されたCMがこちら。

2013年11月1日金曜日

Dance Of Fire / Aziza Mustafa Zadeh

Al DiMeola、Bill Evans、Stanley Clark、Kai E Karpeh De Camargo、Omar Hakim
錚々たるミュージシャンに囲まれて、民族色の濃いジャズ・ピアノと歌を聴かせてくれるAziza Mustafa Zadehの初期のアルバム。
彼女のボーカルは誤解を恐れずに言うならある意味デメトリオ・ストラトス(アレア)に通じるものがある。
Hakimのドラムソロがふんだんに聴ける12分に及ぶ5曲目はジャンルを超えていい音楽を聴きたい全ての人への一つの指標。

2013年10月17日木曜日

タイトル間違いに期待した



タイトル間違いにしろ貴重な動画です。少し期待しましたが・・・・・・。
TOKYO TAPESの動画でしょうか?
どう見てもGreg LakeでなくJohn Wettonですね。

2013年10月14日月曜日

TRIVANDRUM 2011.04.21   KONTA(s.sax) 本田達也(bass) 小野雅司(per)



バービー・ボーイズにいた頃から、何となく前衛担当、ロック担当的なイメージがあったKONTA
さんの格好良すぎるパフォーマンスを発見。

Insomnia - Aziza Mustafa Zadeh.wmv(+ 再生リスト)



アゼルバイジャンのピアニスト。
プログレマニアもきっと心酔するであろう熱演です。

2013年9月14日土曜日

Airwaves - Live At the BBC _ Live At Paris Theatre / Curved Air


オリジナル・アルバムよりスリリングで好演な演奏がずらり!
全体がアナログ・リバーブでしっとりとした雰囲気で、当時のBBCものらしい。
演奏は概ねスリリングでピアノ・オルガン中心の簡素なキーボードやヴァイオリンやなんやかんやで今の時代にない70年代の香りがムンムンしてます!

プログレか?と言われると多少うなるけど。この世界感、歪んだ空気・・・・・・いい。(猪野頭五郎風)

2013年6月21日金曜日

A child in the mirror / Ciccada



ギリシャの最近のプログレ・バンド。イタリア人も参加。

Hatfield & The North的なカンタベリーの要素と、管楽器を巧みに使ったアレンジ、はたまたチェンバー・ロック的な要素、アメリカ産ポンプ的なオルガンの使い方・・・・・・・という風に、プログレッシブ・ロックの色々なおいしいところを目いっぱい詰め込んだ好盤。

 ただ、聴きようによっては散漫にとられるかもしれない。楽曲の展開も、ひねりすぎてカタルシスには至らない。押して、引いてのバランスが悪いのだ。もう少し粘って押してほしいところで引いてしまう大人しさが少し歯がゆい。

 しかしながらギリシャ語による女性ボーカルは声質もよく、なかなかの逸材!
Curved AirのSonja Kristinaをさらに気高く、上手くしたような歌声だ。
Barbara Gaskinが高い声で歌ってるときとような感じでもある。

プログレとして何気なく聴くには物足りないが、「聴きこめば新しい発見があるかもしれない」、というポテンシャルは十分に感じた。

2013年5月23日木曜日

Bandles / Soft Machine


アラン・ホールズワース参加作品。かれの好きな人にはたまらない一枚。
音年代が初期キャメル風だけど、もっとジャズよりの洗練された音。
オーソドックスなエレキサウンドとアコースティックがメインのギター・スタイル。
リバーブが少なくても、ギター・シンセでなくても、紡ぎ出すフレーズはこの頃から紛れも無くアラン・ホールズワース節。まさに”節”。
サックスのうねりが激しく突き刺さる10曲目ぐらいから、心地よさととがった革新性との狭間に立つ孤高の音空間が展開する。
カンタベリー好きの人なら、必ずや気持ちよいままに高揚していける!

2013年5月16日木曜日

アンケート・フォームを勉強中です

Googleの機能を使ったアンケートを少し勉強中です。
よろしければ質問にお答えください。
ただし基本とはいえプログレ・ファン専用アンケートです。

アンケートはこちら

2013年4月25日木曜日

Someday/Susanna Hoffs


元The Banglesのボーカリストによるソロ・アルバム。
何の変哲も無いそよ風のようなアメリカン・ロックが本当に心地よい。
高校生時代~二十歳前後に、プログレやらテクノやらの聴きすぎで疲れた耳を癒すのにThe Banglesをよく聴いた。その当時の記憶が蘇る。
歌声は四半世紀前のまま。

2013年4月4日木曜日

Fairytales/Alexander Rybak

ヴァイオリンを弾きもって歌う、といえば僕らの世代では当然さだまさし、森繁久弥(?)、西田敏行(??!)、そして、ジャン=ジャック・ゴールドマンということになり、マニアックなところではサグラドのマルクス・ヴィアンナということになる。
例えが少々分かりにくくて申し訳ないが、いずれもすでに若くない世代のアーティストということになる。
若い世代でこのスタイルを継承する実力派がロシア生まれ、ノルウェー人のAlexander Rybakだ。
役者もやって、作曲もこなす。ヴァイオリンを弾き、歌もなかなかなもの、と、マルチな才能を持つ。
ヨーロッパの土着な音楽を基調にキャッチーでポップな旋律を聞かせる。
楽曲はすべて英語で歌われているのだが、チリメン・ヴィブラートの効いたヴォーカルはパワフルかつ愁いがあり、ときにポール・マッカートニーの様でもある。

2013年1月20日日曜日

Seconds Out/Genesis

今更という感じはしないでもないが、実は30年に及ぶプログレッシャー人生の中で聞き逃していた名盤。トニー・バンクスのキーボードが一番生き生きしていた頃の作品。
この一枚を聴かずして今までプログレを、ジェネシスを語ってきたのか?!と旧知のプログレッシャーから糾弾を受けるかもしれないくらいに見落としていた一枚。
 サポートにダリル・ステューマーの名はまだなく、ハケットのギターが生える。ギターが2台必要なときはマイク・ラザフォードがペダル・シンセを踏んでいる。これがまた、時代を感じさせて良い。当時はホントあっちでふみふみ、こっちでふみふみしていたよ、タウラス・ベース・ペダル!!
 サパーズ・レディ(矢野顕子的に言うと「ごはんができたよ」)などオリジナルではピーガブとフィル・コリンズが分けて歌っていた曲もフィルがギリギリ違和感なく一人で歌いのけている。
 このアルバム、サポート・ドラマーはチェスター・トンプソンとビル・ブルフォードの二人。
3人が残った以降のジェネシスも大好きではある。しかしながら、ジェネシスはやはり、誰が歌うかより、ハケットとラザフォードのギターが絡み合ったときに真にジェネシスなのかもしれない。