2015年12月14日月曜日

Rattle That Lock / David Gilmore

 David Gilmoreの最新作。といっても、この秋ごろリリースされていたもの。
アルバム10曲中4曲がYoutubeで視聴可能だったので、アルバムが届くまで何度も何度も視聴した。どの動画も映像という面でも一級品なので、一度見ることをお勧めする。
アルバムの感想。幾分ポップでコンサバな印象が拭えなくもないが、Devid Gilmoreの良さは決して難解にならないところ。
オーケストラによる分かりやすいケレン味とブルースを基調としたギターの心地よさ、暖かいボーカルは、唯一無二の世界。
フィル・マンザネラやアンディ・ニューマークといったロキシー・ミュージックの面々の活躍も見逃せない。6曲目のIn Any Tongueのアンディのサビ前のタムまわしはニック・メイソンのそれを充分意識した感じ、というかピンク・フロイドそのものなので、笑ってしまう。
9曲目のTodayのイントロ部分は、プロモーション・ビデオではカットされている。

2015年11月23日月曜日

David Gilmour concert HD





オン・アン・アイランド・ツアーの映像。
画質も音も文句無しです。
オケピのオーケストラもいい感じです。ロック・アーティストとオーケストラの競演もここまできましたか・・・・・・。
70年代のEL&Pとオーケストラ競演の顛末を伝え聞くものとしては、隔世の感があります。
映像でリチャード・ライトを見ることのできる最後の作品です。
メンバー紹介の時の客席からの盛大なリチャード・コールからも当時の人気の程がわかります。

2015年10月24日土曜日

1978  / Area


 
久々に聴きかえしたのはフリー・ジャズに限りなく近いプログレAeraの1978。初めて聴いた当時この良さはわからなかった。耳にやさしい音は一切無し!アルバムを通して緊張感ある張り詰めた演奏が続く。シンフォ・ロックがなんぼのもんじゃいと唸りを上げるアコースティック・ピアノとウッド・ベース。鬼気迫るドラム、ボイス。たまに入るシンセサイザーもセンス良すぎ!!
ところで、ストラトスのビブラートの掛け方って奄美地方の歌い方に似てるかもしれない。元ちとせとか。



2015年9月22日火曜日

浪花グランドロマン『月下美人』 BGM集

独り



もともとは『眠り姫』の中のペーソスあふれる曲。小学校時代に使っていたリコーダーをAKAIのサンプラー、S-01でサンプリングして演奏しました。
フロッピー・ディスクに保存するタイプの、2Uラックの、フィルターもないサンプラーだったけど、使ってて楽しかったなぁ。

月と達磨(プロトタイプ)



ソフト・シンセSynth1で作った金属系の音を重ねて演奏。Muxで複数の音色をスプリットさせたり、打鍵するたびにランダムにピッチとFM変調のかかり具合を変化させるプログラムが施されています。

月と達磨



習作をさらに発展させてバイオリンの音色を加えたバージョン。
本番では使用せず。

ちゅうちゅうたこかいな



月と達磨シリーズをさらにシンプルにした曲です。
音的にはイベント・インプット(MIDI IN)に対してディレイが掛るようになっていて、低音を打鍵すると、高温の鈴系の音が遅れて鳴るようにしてあります。だから演奏としては小節ごとに低音を一つずつ入れているだけ。
ディレイのタイミングもランダムに変わるので自然なゆらぎが楽しめます。

ミヤコ



文字通り「ミヤコ」のテーマ。アナログ・フィールのストリングス・シンセとマイナー・コードのアルペジオはまさに定番!
この曲は実は全くのフリー・テンポで、クリックとかメトロノームのようなものは敢えて使いませんでした。自分の中の息使いをそのまま曲に反映させたつもりです。
サンプラーによるサックスのフレーズが芝居とシンクロするのを初めて返し稽古で聴いたとき、作っている本人が身震いいたしました。

どこにいるのかわからない(準備中)



大好きな大貫妙子のような感じにしたくて、教授のような伴奏にしたくて、伴奏のコードををあーでもないこーでもないといじり倒した曲です。
ピアノでなくアナログ・シンセの音色なのは同じく教授の『Beauty』の中に入っている『Diabaram』という曲(歌はユッスー・ンドゥール)を意識してのことです。

今を楽しく生きましょう



サザン・オールスターズとチェッカーズを合わせたような曲です。イントロから歌に渡すところとか「さあ、歌って」といわんばかりで、分かり易すぎでしょう?たまにはこういうポップな曲も作ります。
前奏、間奏で聴けるシンセの音はその昔の定番。KORG M-1の音です。ソフト・シンセだけどね……。
実際に舞台で歌ってくれていた、あまのあきこさんに、何と自宅で録音した声のみのデータを送っていただき、丁寧にミックスさせていただきました。

月下美人



Synth1というソフト・シンセは本当にポテンシャルが高くて、組み合わせによってはこんな感じの曲の音色も簡単にできてしまいます。
後期クリムゾンの即興曲のようなテイストを目指しました。

Supper's Ready



浪花グランドロマン最後のテント興行の、正真正銘ラストを飾る作品になったこの曲は、前期ジェネシスの名曲の大団円の部分を改作させていただきました。
「ラスト・オブ・ラスト」というプレッシャーの中、「希望」「広がり」「雄大さ」そんな言葉の切れ端をもとに、ラストの曲を考えていて、煮詰まった末の暴投でしたが、最終的にはいい方向に跳ね返って行ってくれたような気がします。
音的には響音次郎定番のバイオリンの音やメロトロンの音が大活躍!!

2015年9月13日日曜日

親愛なる凸と凹へ / BGM集

イチゴ・ショート



打ち込みマリンバのシンプルな曲。
DTM(デスクトップ・ミュージック)の基本に立ち返って強弱とかトレモロの手弾き感にこだわりました。

縄跳び



ノリ一発の即興演奏。……を3回ほど重ねました。

緊張と幻想



5拍子のリング系のリフにサンプル・アンド・ホールドが気持ち悪く絡みます。リング系の音色、しかもTALの太目の音のでるソフト・シンセで作るリング系の音は、細原作品のテイストによく合う気がするのです。

魔女



とにかく半音、半音!!
まだまだこういった音楽を作るうえでは勉強不足ですな。。

妖精



最初に作ったコミカルな妖精。ベースと金物のメロディの対位法的な感じが少しお洒落にキマってます。

妖精2



後に作ったバレイ音楽みたいな妖精です。言わずもがなこちらが採用されました。

神経症的な鐘の音



最近、こういう音色の作りこみだけで「できました」的な曲が多くていかんね。

2015年6月29日月曜日

61鍵の魅力

唐突ですが、半年前からの計画で、ついに61鍵のキーボードを購入します。

当初、高価で、VSTiをハードウエアシンセのごとく扱う機能が盛りだくさんなAKAIのAdvance Keyboardにしようかともくろんだのですが、
・・・・・・よく考えてみれば、今使っているDAWのMulabの機能で、すでに持っているVSTiのレイヤーやスプリットを組んだり(ヴェロシティ・レイヤーも組める!)、組み合わせてマルチ・チェンバー音源にしてしまう機能すらあるので、素直に61鍵とつまみが少々あればいいや!、ということで、半額以下のNovationのMIDIコントローラー LaunchKey 61にしました。それでも清水の舞台であることには変わりはないのですが・・・・・・。
Mulabはポテンシャルはほんとうに高いです!
下の図はVSTiをマルチ化(16ch)して、2台を1ch、2chに割り当て、なおかつ3chを2台のシンセのレイヤーにしたところ。この一くくりを一台のシンセのように扱うことができちゃうのです!





2015年4月2日木曜日

Synth1スナップショット#4/FM成分だけでアタックに癖をつけた管楽器の音



久々のアップです。例によってつまみは目分量でいじって「まあ、こんなかんじかな」程度で楽しんでください。
基本はOscillator1のサイン波にOscillator2のノコギリ波のFM変調を掛けることで音色を作っています。

m.envとLFOの両方でFMの掛かり具合を調整した、少しパンフルートのようなノイジーな癖のあるアタックを持つ管楽器のような音です。
あくまでメロディが弾ける架空の音色をめざした結果なので、何かの音に劇的に似せているわけではありません。
LFO1もFMに掛るようにしていますが、王道でosc1,2に掛けてビブラート効果を狙うのもいいかもしれません。

2015年3月20日金曜日

Fly Like An Eagle/An All

これは、そうそうたるロック・レジェンド達による、スティーブ・ミラー・バンドのトりビュート・アルバムです。
ざっと挙げるだけでもリック・ウエイクマン、ピ-ター・バンクス 、ジョン・ウエットン、スティーブ・スティーブンス、トニー・ケイ、ジェフ・ダウンズ、スティーブ・モース、ソーニャ・クリスティーナ、・・・・・・と、主にプログレ・マニアの間でご承知の面々が、寄り集まってスティーブ・ミラーをトリビュートしております。
正直言って出来はイマイチです。……太子橋です。
みんな「俺が俺が」です。音が濁ってます。
トニー・ケイがハモンドを弾くTake The Money And Run、ジョン・ウエットンが歌うJet AirLinerくらいまではいい感じで聴けたんですが、トラックを追うごとに皆の好き勝手度が増していくようです。
特にソーニャ・クリスティーナの歌う「冬将軍」の粘っこさ、おどろおどろしさといったら
絶妙なバランス感覚でブルース・ロックにシンセサイザーを取り入れ、テクノ・ブームまでも見据えてオリジナリティ豊かな音世界を構築した スティーブ・ミラーの凄さを反面教師的に再確認させる内容のアルバムといっても過言ではありません。
それでも、これだけの面子が我が敬愛するスティーブ・ミラーのために集結したことが嬉しくてたまらないのでした。

2015年3月12日木曜日

Synth1スナップショット#3/ランダム波でフィルターを制御するパッド



コード弾きをすると気持ちいい、Filterがテンポにあわせて動くパッドです。
LFOをランダムにしてFilterを制御しています。シンプルにLFOのみで制御するためFilterのADSRのamtは0(中央)にしています。ある狙いを持ったオペレーションをするときは、それ以外の部分は極力シンプルにしておくのが定石のような気がします。
resは発振ぎりぎりまであげています。
Chorusは4層にして、かつ嫌味のないかかり具合のポイントを探してみました。

2015年3月4日水曜日

Synth1スナップショット#2/冨田勲風パピプペ親爺


冨田勲風歌っているようなリード・シンセ、通称「パピプペ親爺」を再現してみました。
LFO1をフィルターにアサイン。波形はランダムにして、spdは超遅めにしています。keyを点滅させているので、鍵盤を抑えるごとにLFOが再始動し、結果ランダムにフィルターのかかり具合を変える効果が得られます。
EffectのCompに意味があるかどうかは微妙です。
その他はresの細やかな位置調整が肝になります。

2015年3月3日火曜日

Synth1スナップショット#1/リード・シンセ


Synth1の画面キャプチャーをはじめました。
仕上がった音やパラメータの数値は敢えて伏せておきます。画面通りにアバウトに設定してお楽しみください。
第一回は軽めで暖かくて汎用的ななリード・シンセの設定です。

VoiceをLegatoにしてアナログ・シンセっぽさを出しています。
音色が分厚くなると汎用性に書ける場合もあるのでOscillatorは1のみ、これにだけdetをかけています。(chorusもunisonもなしです。)
mod wheelをlfo1 depth、pitch bendにfilter frqをアサインしました。
これによりベンディングで全音下げたときは暗めの音、上げたときは明るめの音に変化します。

2015年2月26日木曜日

憧れの二段鍵盤をセッティング

SonerX1以降、「ディスプレイ2枚使いに非ずんば人に非ず」的な発想のCakewalkのUIに馴染めず、DAWをシェアウエアのMulabに乗り換えて、もう5,6年の年月が経とうとしているのですが、外部MIDI機器とのシステム・エクスクルーシブを送受信することが(多分)できない以外は、不満点はまるでありません。

このMulab、現在のバージョンは6.13と、改良に改良を重ねているのですが、なかなかの優れものです。



VSTでない内部音源も、いろいろなモジュールを自由にパッチングできたり、MultiFormOscillatorで波形をモーフィング(時間変化をLFOやEGで操作可能。)させることができたりと、アイデア次第で色々なシンセサイザーに変貌します。
複雑なパッチングをしたり、相性の悪いVSTソフトを入れたりすると、ごくまれにダウンするのですが、とにかくわかりやすいソフトです。

先日、そのMulabの機能をいろいろ見ていたら、Edit MIDI Input Channel TargetというMIDIのインプットに関する挙動を設定する項目を発見しました。



これを使って「どのMIDIchから入ってきた信号がどの音源を鳴らすか」という設定を、外部I・内部を問わず変更・記憶することが、どうやらできるらしいのです。
つまり、キーボード・コントローラを複数台用意して、「1chを出すキーボードはこのVSTを鳴らす」「2chを出すキーボードは実機のハチプロを鳴らす」などといった設定ができるのです。
「そんなの当たり前」と言われそうですが・・・・・・。
そしてそんな設定で録音した演奏はそのままDAWに記憶されます。

DTM経歴22年の私が、ついつい面倒でやってこなかった複数機器での入力がこれでできるようになったのです。「それじゃあ」ということっで、昔取った杵柄で2段鍵盤のエレクトーンのような機材セッティングを敢行して、しばらくの間弾いてみました。
2段鍵盤の同時弾き、めっちゃ楽しいですよ!

これが昔は当たり前だった2段鍵盤セッティングです。


上はE-MU Xboard 49。E-MUの製品だけあってProteus2000との相性は抜群です。最近バネがおかしくなってきたのか、ベンドの戻りが若干ゆっくりしています。
下のαJuno2は鍵盤のタッチはいいんだけどベロシティ低めの設定なのでM-Audioの安い61鍵に買い替えを検討しています。

両手弾きのメリットは粗削りでも感覚的に左手の動きを感じながら演奏できるところにあります。
調子にのってベース鍵盤が少し欲しくなりました。



我が88pro愛

ハードウエアのMIDI機器は色々と細々と、安物ばかり取り揃えているのですが、どうしても捨て置けない可愛い奴、それがRolandのSC-88pro通称ハチプロです。


あのレイ・ハラカミ氏もメイン・マシンとして寵愛した音源なので、まさに「プロ」のなに恥じません。
Mulabはシステム・エクスクルーシブは受け付けないわ、インストゥルメント定義ファイルなんて概念もないわで、このハチプロをまともに使おうとしたら、もう音色選択のの段階からお手上げ状態になります。
そこで色々探していたら、Mix88という切れ者フリー・ソフトが、もう随分前からあるんですね。



このMix88はハチプロのありとあらゆるパラメーターをグラフィカルに操作することができるソフトです。曲の途中での変更には向きませんが、事前の綿密なセッティングは可能です。
全体の設定はもちろん保存することができます。
いつの時代にできたものかはわかりませんが、とりあえずWin7で動きます。
DAWと一緒に立ち上げてもMIDIインターフェイスの取り合いをすることもなく、普通に一緒に使えます。(昔はこの手のソフトは一緒に使えなかったような記憶が・・・・・・MIDIインターフェイスのドライバが改善されたのかな・・・・・・?)

2015年2月24日火曜日

ディシプリン/キング・クリムゾン

FLACによるCDの整理をしていて何故か、原盤が見つからなかったので、大人のネット注文した一枚。その価値ありました!
Amazonのレビューも好意的なものが多く、発売した当時との時代の違いを感じますが、確かに音がよろしくなってます。