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Sting - Live 60th birthday concert NY Beacon Theatre 1 october 2011

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夜の囁き / フィル・コリンズ

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フィル・コリンズのファースト・ソロアルバムは、聴き返してみると、何ともやりたい放題で、良い意味洗練されていないように感じのアルバムです。
ドラムマシンTR-808の出音も何となくざらついた感じで綺麗じゃないんです。 初期型のボコーダーも使われていたりします(ジェネシスのアルバムでは聴いたことありません)。
フィルのソロアルバムはこの作品から先、どんどんデジタル・リバーブやら、FMシンセのピアノの音を混ぜたりだとか、80年代に洗練された音になっていって、楽曲の良さも相まって、結果、多数のヒット曲を生むようになるんだけど、このアルバムでは古き良き70年代的な出音で、彼なりのプログレッシブ・ロックを模索しているように思えて好感が持てるのです。
 当然、EW&Fのホーン・セクションであるフェニックス・ホーンズも大活躍しているんですが、ブラスとおそらく相性の悪かろうビートルズのカバー曲、インド風の「トゥモロー・ネヴァー・ノウズ」でおそらくテープ逆再生をしていると思われるブラスを大胆にとりいれて、西海岸のホーン・セクションを、見事サイケデリックなインド風ロックにマッチさせてるのには思わずうなってしまいました。
 ピアノ主体のミニマル・ミュージックみたいなこともやっていますし、3人組ジェネシスのカバー曲「ビハインド・ザ・ラインズ」や、アバのフリーダに提供した本当に切ない感じのバラード曲「言葉はいらない」などフィル・コリンズのファンにはたまらない選曲で、甘ったるい80年代の象徴的なフィル・コリンズに辟易している人にもお勧めの一枚です。

UPOJENIE / PAT METHENY & ANNA MARIA JOPEK

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「ポーランドの歌姫アナ・マリア・ヨペックがパット・メセニーの楽曲にポーランド語詞を乗せて歌った作品。」というどこかのWeb情報にたどり着く前に、偶然有線放送のパット・メセニーの特番で「えっ?これ何?いつものパットやない!!」と、ものすごく耳についた曲"Przypływ, odpływ, oddech czasu..."を含む、結構音次郎的にもオールオッケーな一枚です。 この”Przypływ, odpływ, oddech czasu...”という曲、パットのファースト・ソロアルバムの中から”Tell Her You Saw Me”を大胆にアレンジしてポーランド語のささやくような歌を重ねた珠玉の名作だと思います。
全体としてジャズっぽさは控えめで、コンテンポラリーな音の仕上がり。 歌声は東欧なのに元々パット・メセニーに感じる南米的な香りが強く出ています。 名曲”Are You Going With Me?”もほんと格好良くアレンジされていて、そしてお約束のGR300も弾きまくり!ほんま「ついていきますっ!」って言ってしまいそうになります。